2024/10/7

ホスピス緩和ケア週間

10月6日(日)、当院にて「ホスピス緩和ケア週間」に合わせて医療講演会を開催しました。今回の講演会には、地域の一般の方々や当院スタッフが参加し、ホスピス緩和ケアについて理解を深める貴重な機会となりました。
講師は、当院の山口龍彦院長で、「ホスピス緩和ケアのおはなし」というテーマで、ホスピス緩和ケアが果たす役割やその重要性について講演を行いました。緩和ケアは、終末期を迎える患者さんやそのご家族に対して、心身の苦痛を和らげ、より良い時間を過ごすための支援を提供するものであり、地域社会においても非常に重要な意味を持つことが強調されました。

さらに、院長からは「ホスピス緩和ケアを通じて、患者さんやご家族が 心穏やかに、満足して、感謝のうちに 過ごすことができるよう、『ありがとう』『ごめんなさい』『許します』『愛しています』『さようなら』といった大切な言葉を伝えることが重要です」とのメッセージが語られました。

質疑応答の時間には、「緩和ケア病棟の入院対象者」「入院費用」「入院までの流れ」「面会制限の状況」など具体的な質問が寄せられ、院長から詳細な説明が行われました。参加者の皆さまからも多くの関心が寄せられ、緩和ケアに対する理解がさらに深まったと感じています。
今回の講演会を通じて、地域の方々にホスピス緩和ケアの重要性を改めて伝えることができたと考えております。今後も当院では、ホスピス緩和ケアに関する啓発活動を継続し、地域に根ざした医療を提供してまいります。